毎日私たちの全体重を支えてくれている足の裏。
ふと気づくと、かかとがガサガサになっていたりお餅のようにカチカチに硬くなっていたりしませんか?
「お手入れをサボっているからかな……」
と恥ずかしく思う必要はありません。
実は、足裏の皮膚には体の他の部分とは全く違う「特殊な構造と秘密」が隠されているのです!
今回は、知ると納得の「足裏の角質トリビア」を3つご紹介します。
トリビア1:足裏の皮膚は、顔の皮膚の「約100倍」の厚さがある!
人間の皮膚はどこも同じように見えて、場所によって厚みが全く異なります。
その中でも体の中でダントツに皮膚がぶ厚いのが「足の裏(特にかかと)」です。
一般的な顔の皮膚(表皮)の厚さが約0.02ミリ(ゆで卵の薄皮一枚分ほど)であるのに対し、足の裏の皮膚全体の厚さはなんと約2ミリ〜3ミリもあります。
計算するとなんと顔の約100倍から150倍の厚さです!
毎日、硬い地面を踏みしめ全体重の衝撃を受け止めるために、足の裏はこれほど頑丈な防護服をまとっているのです。
トリビア2:足裏には「皮脂腺」が1つもない!だから絶対に自力では潤えない
顔や背中は放っておいても皮脂(油分)が出てテカったりしますが、足の裏が油分でテカテカになることは絶対にありません。
なぜなら足の裏には油分を出す「皮脂腺(ひしせん)」が最初から1つも存在しないからです!!
水分を保つための「油の蓋」を自前で作ることができないため、足の裏は油断するとすぐに乾燥してガサガサになってしまいます。
しかも年齢とともに肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が遅くなると、古い角質がどんどん積み重なってさらに分厚くなり、乾燥が進んで「鏡餅」のようにひび割れてしまうのです。
トリビア3:足裏は体の中で最も「汗っかき」な場所!
油分を出す穴はゼロなのに、実は汗を出す「汗腺(かんせん)」は体の中でトップクラスに密集しているのが足の裏です。
その数はなんと背中や胸の約3倍から10倍とも言われています!!
足の裏は1日にコップ1杯分(約200ml)もの汗をかいています。
「えっ!そんなに汗をかいているなら潤うのでは?」と思うかもしれませんが、汗は99%が水分なのですぐに蒸発してしまいます。
さらに蒸発するときに皮膚の元々の水分まで一緒に奪っていってしまうため、汗をかけばかくほど足の裏は乾燥して角質が硬くなりやすくなるという、驚きのパラドックスが隠されているのです。
カチカチの角質は、保湿クリームを「弾いて」しまいます
足裏の角質にまつわるトリビアいかがでしたか?
「自力では潤えないのに汗でどんどん水分が奪われる」というとても過酷な環境で足の裏はがんばってくれています。
ガサガサ・カチカチになってしまった足裏をなんとかしようと、お家で一生懸命高級な保湿クリームを塗っている方も多いかと思います。
しかし、分厚くコンクリートのようになってしまった角質の上からクリームを塗っても、奥まで浸透せずに表面で弾かれてしまうのです。
まずはフットケアプロの手で不要になった古い角質だけを優しく、滑らかに削り落として「潤いを受け入れる準備」をしてあげることが大切です。
生まれたてのような柔らかい足裏に戻してから保湿をしてあげると、クリームがぐんぐん吸い込まれて、見違えるほどふっくら長持ちしますよ。
水分と油分を欲しがっている足の裏をぜひ一度ツヤツヤにリセットしに来てくださいね!
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野々宮 祥史 (ののみや よしひさ)
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