巻き爪の手術『フェノール法』とは！

まずは、下のイラストをご覧になって下さい↓

参照；http://www.lezard-spock.com/img/makidume_op.JPG

巻き爪手術『フェノール法』

フェノール法は巻き爪のお客様に対する手術法としては、古くからおこなわれている手術法です。
１．局所麻酔
２．メスを入れて、食い込んでいる爪を根本から抜去します。
３．爪の発生元となる爪母を、フェノールという薬品で腐食させます
　　→爪を生えさせなくするため！
４．食い込んだいる側を丸ごと切除するので、完治？
→結果、爪が細くなります。

以上が、巻き爪手術で一般的な『フェノール法』になります。
つまり・・・

「まいてるんだったら、そこを切っちゃえば良いんでしょ！」
「また巻かないように、生えてこなくしちゃえば良いじゃない！」

簡単に言えば、こういう手術です(゜Д゜)

※日本皮膚科学会のホームページでも、この方法は行わないように、すでに勧告されています。それにも関わらず、依然として、漫然とフェノール法は行われているのが現状です。

『フェノール法』手術後は完治！?

当然、手術後は巻いてる部分を丸ごと切除するので巻いてない状態になります。当然ですが・・・

ドクターも満足！お客様も、その時痛くなくなるから(手術後は当然、手術の痛みは続くかと思いますが)満足！

そして術後、数年経過・・・！?

実は、巻き爪で手術されたお客様の数年後まで経過を観察されるドクターは少ないと思われます。
なぜなら、当院には巻き爪で以前手術を受けたというお客様がよくご相談に来られます。

治ったはずなのに、何で相談にくるのでしょう？

そうなんです、おかしいですよね！巻いた所を切って、さらに生えてこない処置までしたのに、何で相談にくるのでしょうか？そう、何か問題が起きたからなんです。

昔、『フェノール法』で巻き爪の手術されて、相談に来られた巻き爪お客様の爪

鬼の角？

   

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

見てもらうと分かるように、変な所からトゲのような爪が生えてきています。

人間の生命力は凄いですよね！フェノールという薬液で爪を作る細胞を破壊されても、こうやって何年も経つとまた細胞が復活して、このような変形した鬼の角のような爪が生えてきてしまうんです。

でも、残念ながらこうなってしまったのはどうしようもないのが現状です。

たまに、この爪が何処かに引っかかったりして痛い事があるようです。対処としては、引っかからないように処理し続けるしか方法はありません。

また！巻き爪！?何で！

    

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

『フェノール法』で巻き爪の手術をされたお客様です。細くなった爪が、また巻き爪になってしまっていますよね。
せっかく手術したのに、細くなってしまった爪がまたこのように巻いてきてしまっています。

こういった方は、もともと巻き爪になった原因が一般的に言われている靴による圧迫や加齢、運動、爪の切り方、ケガ等によるものではなく、巻き爪になりやすい爪の性質を遺伝的に受け継いでしまっている方（巻き爪の原因はこちらを参照）に多くみられます。このような爪の性質を持っている方は、巻いていたところに原因があると言うよりは、爪自体が丸くなる性質(詳しくは第3層の変性によるところですが、詳細はまた別途)を持っているので、手術した所で原因に対して全くアプローチ出来ていないばかりではなく、細くなった爪がさらにグルングルンに巻いてしまうので、余計に見た目が悪くなるなど、やっかいな事になるケースが多く見られます。このような性質の爪の方は、なおさら原因となる第3層にアプローチして矯正してあげる事が肝要です！

巻き爪手術後に、また巻き爪になる人の傾向

 

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

巻き爪手術後に、細くなった爪がグルングルンに巻いてしまう方の多くは、傾向として親指以外の爪が上記の写真の様に丸みが強い方が多く見られます。遺伝的に巻きやすい性質の爪を受け継いでいる可能性があります。このような方が手術すると、さらに状況を悪化させる可能性が高いので注意が必要だと思います！

『フェノール法』以外の手術法

【鬼塚法】

参照：http://tsume-doctor.com/prejudice

爪の巻いてる部分を切除する方法。

【メリット】
・その時の巻き爪の痛みはなくなる。

【問題点】
・手術時、手術後にかなりの痛みがあるようです。
・爪幅が狭くなり見栄え悪く。
・足指に力が入りづらく。
・原因にアプローチ出来ていないので、見栄え悪くなった上に再発する確率大。

   

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

何度も何度も手術されてるお客様↓

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

【ガター法】

爪の切り方等が悪いなどの理由で、トゲとなった爪が肉の奥深くに刺さり炎症（陥入爪）してる場合や、指の大きさに対して、爪（爪甲）が大きい場合に深爪すると、肉に引っ掛かり爪が伸びる際にどんどん刺さってしまい炎症する場合に、爪のトゲがある部分や、側縁を保護し爪が肉に刺さらずに伸ばせるように、爪の側縁にゴム管を挿入する手術。

参照：http://www.oki-hifuka.jp/original37.html

【メリット】
・肉に刺さって伸ばせなかった爪が、伸ばせるようになる。
・肉芽（にくが・にくげ）を伴った陥入爪にも適応。
・炎症が急速に治まることもある。
・爪母を傷つけないので、手術による見た目（美容上）の悪さが比較的出づらい。
※術者の技量にもよります↑

【デメリット】
・運動すると外れることあるので、激しい運動は禁止。
・メスを入れる。
・出来る医師、やってる病院が少ない。

手術した巻き爪でも、改善は可能！

手術したのに巻き爪になってしまいあきらめてしまっている方も多くいますが、ある程度までは改善可能な場合が多いです。下記の症例は、手術したのにまた巻き爪になってしまった方が、『ツメフラ法』で矯正を開始した例です。

   

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

  

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

 

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

   

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

  

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

  

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

このように、手術を受けたのに巻き爪を再発してしまった場合でも、上手く矯正することも可能です。

でも、手術を受ける前に矯正してあげったかったな！と、言うのが正直な気持ちです。

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

 

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

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※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

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